客観的資料を生かした進路相談の展開
大学のどの学部・学科に適しているか、将来の職業としてどの方向をめざしたらよいか、進路相談を通して指導しています。全国レベルで学力を診断できる各種の模擬テストを斡旋し、自分の学力を客観的に把握できるようにしています。
進路指導室には、大学・短期大学等の資料を取りそろえ、一人ひとりが活用できるようになっています。
「進路の手引き」を発行しています。これは類型の選択やコース選択はもとより、進路の決定に役立つように実績をふまえて編集しています。この手引きは、家庭において進路先を親子で話し合う時の貴重な資料にもなり、大変喜ばれています。現役合格を第一に考え、授業の充実に努めています。実際、多くの生徒が現役で進路希望を実現させています。
進路目標の達成を促す徹底した教科およびホームルーム指導
課外にも進路目標に応じた学力補強講座(補習)を開設しています。3年のみ土曜補習講座(ライジングサン)、長期休業中の補習を通じて学力向上に資しています。 また、ホームルーム活動を通じて一人ひとりが自らの在り方を生き方を考え、主体的に進路を選択することができるように指導しています。
Q & A集
よくある質問をまとめました。
1 例年、文系・理系の志望割合はどのようになっていますか?
【回答】
志望割合は、2年進級時の類型選択による文理クラスの比でおおよそ判断できます。学年によって差はありますが、8クラス規模の場合は文:理=5:3、9クラス規模の場合は文:理=5:4となるのが通例です。
したがって、約6割が文系の大学・学部を、約4割が理系の大学・学部を志望していることになります。
2 早朝補習、放課後補習、夏期・冬期補習などはどのくらい行われていますか?
【回答】
早朝補習は1年間を前後期に分けて全学年で実施しています。ただし、1年生の前期は学校生活に慣れる期間を考慮し、5月から実施しています。
放課後補習は、3年生では1年間を前後期に分けて実施しています。2年生では3年生になる時期が近づいた1月から実施しています。1年生の放課後補習はありません。これは、本校が文武両道を実践してバランスの取れた人材の育成を目指し、部活動の時間を保証しているためです。
夏期補習は夏休み中に実施しています。3年生ではお盆を避けた期間に4期あり、各期5日間の計20日間です。1・2年生は夏休み前半に2期あり、各期5日間の計10日間です。
冬期補習は3年生のみ冬休み中に実施しています。特に、1月実施の2期目では、共通テスト直前であり、本番を想定した模試形式の問題演習に取り組みます。
この他、受験生となる3年生では土曜日にも大学受験対策として「ライジング・サン・プロジェクト」を実施しています。これは年間15~20回開講するもので、各回の内容は約2か月単位で更新され、自分自身の学習の状況に応じて選択することができます。選択した講座の空き時間には自習室も用意されます。